農業をもっとシンプルに身近に。〜手のひらサイズの農業革命〜

2022年、エンジニアである福井が、中小企業のビジネス課題をITで解決しようと立ち上げたのが弊社です。「挑戦したい」「課題を解決したい」ビジネスのスタートは単純で純粋なものなはずなのに、複雑な制度やシステムが挑戦を難しくしていると感じ、阻まれる現状をITの力で変えたい――その思いが創業の原点となります。

IT事業を通じて農業に携わる機会を得るなかで、慢性的な後継者不足や厳しい収益構造、廃棄問題など、農業が抱える深刻な課題と高い参入障壁を目の当たりにしました。

これをきっかけに、ITの知見を活かしながら「農業をより身近にできないか」と考えはじめ、アーバンファーミングやバーティカルファーミングといった新たな農法、そして「マイクログリーン」という存在に出会ったのです。

通常の野菜よりも栄養価が高く、かつ収穫サイクルが早く短期間で育つ点、室内の四畳半程度の少ない面積でも栽培が可能なマイクログリーンは、まさに次世代の、新たな農業のあり方のきっかけになると感じています。

私たちは今後、このマイクログリーンと自社の強みであるITを組み合わせることで、農業をよりシンプルかつ身近にし、多くの方々が挑戦しやすい環境をつくっていきたいと考えています。

農業をもっとシンプルに身近に。〜手のひらサイズの農業革命〜

日本は先進国の中でも野菜の摂取量が最低レベルに低いと言われていることを知っていますか。
野菜に含まれるビタミンやミネラル、抗酸化物質は、癌や各疾患の発症率を下げるという研究結果も
報告されていることから、国も積極的な摂取を推奨しているものの、
昨今の外食産業の発展もあり依然として若者を中心に不足状態が続いているのが現状です。

私たちは、小さな一枚の葉に多彩な栄養が凝縮された「マイクログリーン」に
大きな可能性を感じています。
少量でも多くの栄養素を含むマイクログリーンを広めることで、
日本の健康を支え、より良い未来を彩れるのでないかと本気で考えております。

ただし、いくら体に良くても“美味しく”なければ 意味がありません。
私たちは「野菜嫌いでもそのまま食べられる」をテーマに、
えぐみが少なく、みずみずしく歯ごたえも良いマイクログリーンの栽培にこだわっています。

現在、生産者が少なく流通も不安定なのが現状です。
室内の省スペースで安定栽培できるバーティカルファーマーとして
高品質なマイクログリーンを供給するとともに、
生産ノウハウや知識を積極的に共有し、業界全体の認知拡大と流通の拡大に貢献していきます。

「マイクログリーンの力で、日本の食体験を革新し、健康を支え、未来を彩る。」
このミッションを胸に、これからも安心・安全で高品質なマイクログリーンをお届けしてまいります。